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製品情報 包装機械について

Onpackのテーマ

オリヒロ包装機械Onpack
食品充填包装における3つのテーマを追求し、
付加価値の高い創造的な機械システムを
提供してまいります。
  • 流通効率と
    環境配慮
  • 製造効率の
    向上
  • 品質と
    安全性確保

50年以上の経験と実績、そして独創性・新規性をテーマに、進化し続けるOnpack。

軟包装材料(フレキシブル・パッケージング)を使って液体・粘体の縦型充填製袋充填機や食品製造機械の開発に取り組んできました。

現在では、培った経験や様々な最新技術を取り入れ、より時代に即した無菌充填システムや充填包装トータルシステムを核として、市場の多様なニーズに対応しています。これからも、お客様のニーズを汲み取り、時代の流れを先取りできるよう日々挑戦していきます。

Onpackが生み出す
包装形態

軟包装(フレキシブルパッケージ)
ピローパウチ包装

ピローパウチは、創業以来、世界中の多くのユーザーから高い評価と信頼を得ているベーシックな包装形態です。40年前から、日本やアメリカの外食チェーン(レストランやファーストフード店)の工場-店舗間の配送容器としてピローパウチ包装とその充填包装機が使われています。縦型充填包装機に最適な包装形態でもあります。
この包装形態のメリットは、樹脂使用量を大幅に削減できること、製造時のサイズ変更時間が短くできること、充填時にシワが発生しづらいこと、高粘度充填や高温充填包装ができることです。

当社の充填機の特徴であるロールフィルム供給方式により、従来の製袋品を供給する方式に比べ、大幅に包材ランニングコストを削減することが可能です。
また、シゴキローラー機構を使うことで、袋内の残存エアがなくなり、シール性も大幅にアップします。内容物の酸化を防止でき、より美味しいロングライフな食品の製造が可能です。
バリエーションとして、電子レンジに対応したものや、流し込み計量充填包装、小容量の無菌ピロー包装、ディスペンス機能付き包装など、様々な市場ニーズに対応しています。

スタンディングパウチ包装

すぐれたデザイン性とキャップスパウトなどの使いやすさから人気のある包装形態です。リキャップ(リクローズ)できることが大変評価されています。
当社の充填包装システムでは、インラインのスパウト供給やロールフィルム供給方式により、従来の製袋品供給方式に比べ、大幅な包材ランニングコストを削減することが可能で、省スペースで機械を設置することができます。また、高粘度充填や高温充填包装ができたり、シゴキローラーにより袋内の残存エアをなくし、シール性能を大幅に向上させることができることなど、様々なメリットがあります。
パウチのサイズや形態のカスタマイズ、スパウトの有無、デザインカット形状の変更など様々な選択が可能で、多様なお客様のニーズにお応えします。
バリエーションとして、環境に配慮したスパウト未使用の「Tパウチ・ショット」、樹脂使用量を抑えた環境配慮型の「天地ガセット」、アルミ箔フィルムに対応した「超音波による液中シール」などの最新技術を搭載した商品も展開しています。

Tパウチ包装

「Tパウチ」とはもともと、ポーションタイプの蒟蒻ゼリーによる誤飲事故をきっかけに、当社が安全性を追求した結果、新しい包装形態として誕生させたものです。
安全性はもちろん、包装デザインのユニークさ、開封性、環境配慮、低コストなどの利点があり、現在注目を集めている包装形態です。スパウトを使用しないため、樹脂使用量を大幅に減らすことができ、環境にやさしくなっています。持ち運びにも便利なサイズであることや手で簡単にまっすぐに開封できるのが特徴で、開封時の液だれを極力抑え、開封部からそのまま飲むことができます。
飲みきりサイズの飲料や食品、ゼリーや機能性食品、調味料などの用途に最適です。
バラエティーに富んだ商品展開をしており、ピローパウチやスタンディングパウチの包装形態を取り入れた「Tパウチ・ショット」や「天地ガセット」など、様々なお客様のニーズに応えるため、日々新しい包装形態を開発しています。

三方・四方シール

一般的な包装形態である三方・四方シール包装に、当社ではインラインでスパウト装着ができるようにしました。当社の充填包装システムでは、インラインのスパウト供給やロールフィルム供給方式により、従来の製袋品供給方式に比べ、大幅な包材ランニングコストを削減することが可能で、省スペースで機械を設置することができます。また、高粘度充填や高温充填包装も可能で、シゴキローラーにより袋内の残存エアをなくし、シール性能を大幅に向上させることができることなど、様々なメリットがあります。様々なお客様のニーズに応えるため、カスタマイズも可能です。

Onpack独自の包装テクノロジー

数々の卓越した特徴を持つOnpack独自の包装テクノロジー。

包材コストの大幅ダウン

ロールフィルムを繰り出して、フォーマーでパウチの形状に成形していきます。従来の「製袋済みパウチを供給する方式(プリメード方式)」に比べ、大幅に包材ランニングコストを削減できます。当社比で最大50%のコストダウンが可能です。

オールインワン方式

ロール状のフィルムを繰り出して、フィルムの殺菌、スパウトの供給から、製袋、充填、シール、デザインカットまでインラインで一貫処理できる「オールインワン方式」がオンパックの特長です。包装システムの大幅なコンパクト化と簡素化、そして低コスト化、使いやすさを可能にしました。

独自のシール方式

パウチに加熱ヒートシールをした直後に、シールした部位の溶融樹脂を冷却固化できる独自の「スカットシール」方式では、ホットタック性を向上させ、タテシールとの交点部分から発生するトンネルリークを大幅に改善。また「液飛ばしシール」では、「液中シール」を可能にしました。「超音波シール方式」は、アルミ箔包材やレトルト包材のシール品質を飛躍的に向上させることができます。オンパックのシール方式を使うと、充填温度の適性幅が広がるため、ホットパック充填も可能になり、高粘度の充填物でもシール可能です。

シゴキローラー

シールをする部位から夾雑物を排除するためのローラー機構が「シゴキローラー」です。これにより、「単なる液中シール」ではシールすることが難しいとされている油脂や高粘度製品、洗剤等の充填物を製品化した実績が多数あります。また、袋内の空気混入(ヘッドスペース)をなくせるため、後殺菌処理時に発生しうる「こげ」や「酸化」による製品ダメージを大幅低減させることができます。

サイズ変更が容易

ロールフィルムから直接フィルムを繰り出す「ロールフィルム供給方式」のため、容易に内容物の量に応じたサイズの変更ができ、素早い段取り変えも可能です(ピローパウチ包装形態の場合に限る)。また、無地フィルムを使用することで、包材ランニングコストや在庫管理コストを低減できます。

【オプション】
自動フィルム継ぎ装置(フィルムスプライサー)

フィルム交換の度に、製造ラインをストップする必要がありません。製造ダウンタイムを最短化でき、製造効率アップに貢献します。オプションで取り付けが可能です。

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